2013-2014シクロクロス世界選手権は熱いバトルの連続でした

ティービー(スティバール)が自身3度目の世界選手権優勝、素晴らしい走りだった。おめでとう。

ティービー、後半に高速コーナーで前輪から持っていかれて落車したけれど、周回ごとに感覚を取り戻していってたね。
そして最終回、スティービーが高速区間でアタックした後、ネイスが登れて彼が担ぎランのところで先行して少しペースダウン。次の攻撃に備えた。
多分ここが昨日のターニングポイントだった。
ラインを見ながら攻めていた時のネイスはスムーズだったが、スティービーに振り回されてライン取りが粗かった。
というかスティービーの攻撃が激しくてネイスも焦っていたし追い込まれていたね。

きついから、そして自分の得意パートで攻撃するために先行する。
攻撃されないために先行する。
このしのぎを削ったバトルが見る者を魅了する。
勝負の世界には絶対はない。
だからこそ面白いんだけどね。


昨日の桂川、監督を務めるJPスポーツテストチームMASSA-ANDEXも走っていて丸山が優勝するだろうという大方の予想で先頭をひた走っていた中、後半に失速して3位。
これもまた勝負の絶対じゃない、何があったの?と会場では多くの人に思われていたようだ。
自分も現役の時に何度も経験している。
だからこそどんな勝負事もするとなったら手抜きたくないししちゃダメだ。
世界選手権でも舗装路での心理戦、そして得意パートでの容赦ないアタック・・・
こんな興奮状態で絶対に寝られない!!と思いつつの寝落ちでした(笑)


昨日のテレビを見られていた方も夜遅くにお疲れ様でした。
そしてこのシクロクロスの興奮もあと少しで終了、あっという間の冬の風物詩でしたね。

気持ちをロードに切り替えつつ、週末からはチームのロード合宿で広島県尾道市へ行ってきます。


昨日は永田実さんとご一緒させていただきました。
ワールドカップ第7戦と世界選手権、一緒に仕事させていただき楽しかったです