美浜クリテリウム

週末はチームマッサとマサヒコミフネドットコム・サイクリングチーム(以下MM.COM)のレースが愛知県美浜町で開催され、監督として(MM.COMの方はオーナーとして)行ってきました。
去年このあたりはブルベで強風に叩きのめされ、泣きべそかきながら走った地域。
翌日が六甲ヒルクライムなのに、どんどん平均時速が落ちて行って寝る時間が・・・(結局1時間ほど寝ただけ)
そんなあまりいい印象のない地域でした(笑)


今回は今までチームを牽引してくれた中里選手のラストレース。
そしてチームマッサもシーズン後半にして重要なレースとして気持ちを引き締めての会場入りでした。


今回は愛媛県で指導している日野林くんが、MM.COMに登録して初めての実業団レースということで朝早くに会場入り。
力で言うと勝てるかな?と思っていたけれど、それはレースなのでどうなるかはわからない。
そんな中でゴールスプリントで先行して逃げ切り優勝!
E2ながらきっちりと初レースで優勝してくれました。
多分これでチームテント内は非常にいい雰囲気になったのは間違いなかった。


前日にホテル入りした選手たちで翌日に向けてのミーティングを大体終えていて、その中で今回はスプリント力のある長野を中心にし伊藤を常に長野とペアにして最後に備える。
中里は基本フリーながらスプリントになったら長野と協調してもらい、他のメンバーは大きな流れの中で不利にならないよう、集団の前で展開するように指示。
コンチネンタルチームなどが積極的に仕掛けはじめた中盤以降はなかなかうまく機能できていなかったけれど、それでも長野と伊藤のラインは最後まできっちりと保たれて伊藤も仕事をしてくれていたし、丸本や佐藤も自分に与えられたテーマと向き合って頑張ってくれていたので、彼らはきっと輪島で成績にしてくれるでしょう。
中里は残念ながら最終レースでリタイヤに終わってしまったけれど、力尽きるまで集団内で粘る姿は、フルタイムで働きながらも気合い・気迫で戦う実業団レーサーの良いお手本としてキャリアを終えられたと思います。

長野が最後のスプリントで7位でゴール。
もう少しで6位の入賞圏内だったけれど、見ているとラスト5メートルでは既に脚は空っぽ。
足を止めてハンドルを投げたままなだれ込み。
もう一回か二回ペダルを踏めていたら6位以内だったと思うんだけど、もうさすがに脚は空っぽだったみたい。
それでも彼もフルタイム、夜勤もある仕事と考えれば本当によく頑張ったし、何よりも今回はチームが一丸となって戦えたことが、成績を残せた要因だったかな


実業団レースは石川県輪島で開催される最終戦のみ。
チームランキングは現在10位で、10位をかけた接戦が最終戦にもつれているけれど、なんとか最後まで気合い・気迫で締めくくってほしいですね。


久しぶりの監督業、疲れ切って往復ともに車内で爆睡。
光森メカニックにたっぷりと運転してもらい、楽をさせてもらいました・・・(笑)




スタート前にエリートのホームトレーナー「スーパークロノ ハイドロ MAGエラストゲル 」でアップする丸本(左)長野(中)丸山(右)
本体が安定していること、非常にスムーズな作動で屋内でも静粛性が高く快適なモデルだ



スタート前のミーティング


このレースを最後に引退する中里


序盤からいい位置をキープし、長野を少しでも楽をさせようという動きの伊藤(前から2人目)と佐藤(前から4人目)


レース中盤、長野(右)と丸山(左)
丸山はこのレースを最後にシクロクロスのシーズンに集中する


中里のラストレースは残念ながらリタイヤとなってしまったが、今の現状でできる限りのレースだったようだ
中里、お疲れさまでした