’10 さんいん1300 無事ゴール

さんいん1300は無事にゴールすることができました。
目標としていた過去最高タイム(レースじゃないけど)は更新できました。
でも狙っていた75時間以内は無理でした。
そもそも往路で30時間を、いや28時間を切れなかったのが敗因ですね。
とにかく暑かった。
復路の山口では、スタートのときに1万円チャージした電子マネーカードが残高不足。
どんだけ飲んだりしたんだろ、って・・・


下関までの往路、半分までは順調だったんだけど、雨や湿度の高さでレーパンがグチョグチョのまま走り、広島県に入ったあたりから股擦れが発生、それが原因で一気に失速。
どんなにいいパッドでも、水分を含めなくなったところから生地は突然かみそりのようになります。
股擦れもだし、インナーシャツがおへその下で擦れて、カミソリで何度も切り刻んだようになっています・・・


今回は全体に猛暑で、往路では下関まであと数キロ(長府)で1時間以上動けなくなりました。
3日目も夜明けとともに暑さでスピードは一気にダウンしたし、山越えは涼しくてまずまず、でも超えた途端に暑さで気分悪かったです。
アスファルトがところどころ溶けていたし・・・


2日め以降も股擦れとの戦いで、下関でゲットしたワセリンは、ゴールの時には空っぽ。それでもラスト200kmはほぼ立ち漕ぎメインでした。


本音の言えば75時間を切る自信はあります。
でも1300キロも走ればいろいろなトラブルはつきもの。去年も2回嵐でしたし・・・

今回はホイールに助けられました。
去年に引き続きカンパハブにアンブロシオ・エボリューション36H、そしてサピムの14番プレーンスポーク。
タイヤはパナレーサー・タイプD23cにR-AIRを使用しました。
途中でスピードが落ちてきたとき、手組みで36Hのスタンダードホイールを後悔したものの、後半は白線にある微妙な段差でも激痛だったので結果的にはよかったかもしれません。
おまけにスポーク切れは起きない自信がありましたし。
トップスピードはないけれど、トラブルがないということはイレギュラーなタイムロスはないですからね。
途中前輪が路肩によったときに何かに乗り上げて(ライトでも見えにくい、コントラストのはっきりしないものがあった)前輪は少しだけ振れがでてましたが、そのまま走りきりました。


他にもいろいろと試してよかったものもあるし、また去年と同様さんいん1300ネタをブログで公開していきます。

家の中に溜まっている雑務の山、鳥取からの山岳コースの方がはるかに楽だろうなぁ・・・(はやくも現実逃避)