グランフォンド吉野

’09 グランフォンド吉野

今年もグランフォンド吉野に呼んでいただき、ご機嫌な三船です。
でも前日に裏グランフォンド135キロ!!
誰とはあえて言いませんが、京都市内で待ち合わせて(既に30キロチョイ自走)
「車で来れるやろ?ガソリン代もメシ代も出したるから。そのまま周山のお仕事に運んでもらって、昼過ぎに出発なら楽勝で間に合うから」
って待ち合わせにきたS井は、どこに行くねん?って装備の自転車…
しょーがないので周山行きをキャンセルして吉野まで自走…2人で京都市内から吉野山まで
実はこれが一番この週末できつかったです…
今年のグランフォンド吉野は、天候的に相当厳しくて、完走率はすこぶる低い。
勇気あるリタイヤも必要だと思うし、自分の力量を無視して突き進むのもよくない。
だけど根本的にこの大会だけじゃなく、自転車で地球と遊ぶ、レースを走るって事をスバリ厳しい言い方になるけど「なめている」人は多いと思う。


今回俺はパナレーサーDURO23Cで出場。
空気圧は7気圧を少し切るぐらい。
それは足の郷越えの下りが相当滑りやすいということ、落車をするようなリスクを少しでも回避するということ。
まず下見をしないまでも地図を見てある程度ポイントを読んでいく。
自分でどのペースで走ればいいのか、を組み立てていく。
登りは汗をかきすぎないように(下りで冷えるから)ペースダウンしてクリアー。
多くの人と喋りながら走っていたしね。

持ち物も同じように考えて。
そしてボトルは1本は必ず「何か」あった時用に水。
そして万が一に備えてタオル。
傷口を拭いたり、いろいろ重宝するから。手が汚いと結果的にばい菌が入ったりするし、サングラスも汗や雨で視界が悪くなったときに拭けるから。
そして万が一の補給食。
俺は日本食研さんのバランスデイトを3袋持参。
荷物を少なくしても、それは譲れない。

足の郷越えの下りで多くの人が落車していて、応急処置を施したり走って下れるように指示しながら下る。
何人かの人の空気圧をチェックしたら、8気圧以上は入っていてビックリ。
五番関麓の関門では、俺で15分までクリアー。
結局完走できたのはこの時点で一緒に上っていたぐらいまでだったみたい。
さすがにそのあとは招待してもらっているのに足切りにあうのも嫌だしペースアップ。
結局スーパーロングの先頭?でゴール。
招待と言うことでロングイーストの最後尾スタートだったから、先頭に出会うのに170キロほどかかったけどね。

今年は天辻峠(だったかな)が新しく組み込まれたので相当厳しかったけれど、達成感ははるかに倍増。俺もこれ以上走るのは無理だ!って状態でゴール。
200キロオーバーで積算3400メートル、ポラール心拍計で5000キロカロリー近い消費カロリーだからね。


今回思ったのは、一度グランフォンドにあわせた講習会的なミニグランフォンドとか開催してみたいな。
やはり自転車の基本は安全に楽しく。
今回のようなコンディションだと、どれだけ冷静に判断できて、ちゃんと無事に完走しようという気持ちが強いかが、完走に繋がったんんじゃないかな。


今日(月曜)は疲れているしバイクや用品の掃除で一日乗らないです。
たまにはいいかな。
あと前夜祭に来てくださった皆さん、どうもありがとうございました。
質問コーナーでの34歳独身女性の方の質問が、ツボにはまっていてずっと気になってます(笑)