東日本実業団ロード

masahikomifune22009-04-27

週末は群馬で行われた東日本実業団ロードに監督として参加。
しかしまさか選手を辞めて群馬サイクルスポーツセンターに行くとは思いもしなかった。
冷静に考えると、大阪から車で群馬まで行くのは相当遠いな。
選手をやってなかったら絶対こんな距離を普通に車で行こうとは考えたことはなかったと思う。
それでも今回のレース、エントリーカテゴリーのERからトップカテゴリーのTRまで見てみると、すごく多くの選手が大阪以西から参加している。
これも高速道路1,000円効果か・・・
チームマッサのメンバーは5人だけの出場で、去年の上位チームがきっちりと補強したりチームとしてきっちりと準備してきていることを考えると、相当厳しいものがあったけれど、それでも5人ともレースを走りきっているし、特にラスト2周までは全員がメイン集団にいた。
伊藤は1周目から積極的に先頭グループで展開。最後まで残った5人の選手の中では去年の個人ランキングも現在のチームの位置にしても一番格下だったし、そういう意味では見ていた人にチームをアピールできたと思う。
普段きっちりと仕事をしている伊藤がこれだけ走れるということを証明できたのは、チームとしても嬉しい。
欲を言えば、最終的な結果では目標としていた数字を取ることはできなかったけれど、過程の話で言えば十分果たせたんじゃないかな。
去年の段階でチームメンバーは正直なところトップチームが興味を持たないような選手ばかりだったわけだし、そう考えるとこの半年ほどでレベルアップしたのは間違いない。
チームマッサはトップチームのように普段まとまって練習しているわけじゃない。
それでもレベルアップしたのは、合宿や普段のコミュニケーションで自分を変えていくことができているから。
俺の果たしている割合はそれほど大きくはないと思う・・・でもこの際だから俺のおかげと言うことにしておきます(笑)
俺は昨日もレース中に選手を脅しているだけで、チームスタッフが選手たちを盛り上げるべく頑張って補給したり応援していたり・・・なんでもそうだけど最後の差は「気」なんだよね結局は。


今回は監督としてはじめての実業団レースだったけれど、走っているとき以上に難しいし、今までお世話になった安原監督や栗村監督の努力には改めて頭が下がる思いだ。選手として走るだけに専念できるのは、監督はじめスタッフのおかげだと改めて感じた。
もう前日の補給食の仕込み、朝のボトルの仕込みの時点で既に俺の頭は乳酸まみれ、レース中の写真なんかほとんど撮るのを忘れて忘れていたし・・・
(写真を撮られていた皆さん、分けてください!と言うアピールですのでよろしくです)
レース中に選手を応援してくれたみなさん、そしてスタッフ、あと差し入れを下さったり俺にも声をかけてくださった皆さん、ありがとうございました。