ジャパンカップまであと3日

いよいよ週末はジャパンカップ
でたらめな琵琶湖一周のダメージか、昨日は全然自転車が前に進む感覚がなく、今日は1時間走ったあたりからようやく進み始めた。
なんとなく超回復が始まったか・・・昔なら翌日の2時間目ぐらいで始まっていたのに。
今回はレースに出場するメンバーが大物ぞろいだが、正直まったく興味がない。
もう自分のことに精一杯で、別に誰が走ろうが本当に興味がわかない。
人にも勝ちたいが、自分に勝てればいいかな。
しかし意外と自分自身に勝つほうが、ボーネンにスプリントで勝つより難しいかもしれない・・・
今まで本当に長く、自分でもこんなに長くプロ選手でやっていられるなんて考えたこともなかった。
その道のりもようやく終わりが見えてきた。
やり残したことはいっぱいあるし、完全燃焼したわけでもない。
でも最近これ以上は無理だなと感じる。

振り返ってみると、年々自分自身は進化し、バージョンアップし、強くなってきたと思うけれど、でもある部分昔のほうがはるかに強かったなって思うことも多い。
機械でも使えばどんどん部品が痛んで寿命がやってくる。
選手、いや人間だって機械となんら変わらない。
俺の場合は限りなくメンテフリーみたいなもんでここまで来られて運も良かったけれど、でも確実に無理な領域はやってくる。
それは仕方がないことだ、39歳でこれだけ成績残せたんだし、ある意味最低ライン以上はこなしているだろう、たぶん

移動は土曜日。
明日は無理かもしれないけど昼寝したりリラックスして過ごそうかな。
まだ組み立て途中のシクロクロス車でも組みながら・・・
ってあまりリラックスじゃないか
下記の写真は、自称「一番強かった俺」
というか、超KYな俺でもあったが・・・


2002年のプッテ・カペーレン(ベルギー)。
スタートから逃げ続け、後続に追いつかれて更に16人ほどの先頭グループになってのスプリント。
ボーネンジョアヒム(ともにUSポスタル)クナーフェン、ファンヘースウェイク(ともにドモ)センチェンス(ラボバンク)ガルデイン、ファンインプ(ともにロット)オムロープ(コールストロープ)などなど。
勝つならただひとつ
隙を突いて逃げる。
クナーフェンをラスト1kmで吸収しけん制、ラスト500m以上を逃げたが、ラスト100mをきって大失速、4位に終わった。
1位はオムロープ、2位センチェンス、3位ガルデイン、5位ジョアヒム、6位ボーネン・・・
あと100mがきっと世界ランキング二桁と800位程度の差だったに違いない


99年GPデッセルヘムはマペイがレースを支配、このままでは勝ち目はない!と血迷ったか、ミュセウ相手にアタックを応酬。
ミュセウやエークホウトらと7人で80km近く逃げ、ラスト20kmで力尽き、他の6人がチームメートがいたために振り回されて3人に逃げられた。
最後は気合いで雨の石畳でアタック、4位入賞。
家からたったの数キロでのレースだったのに、家路の記憶がない・・・