実業団最終レース輪島 そしてありがとう

今日の輪島ロードではみなさん応援ありがとう。
もしたくさんの人からの応援、そして注目がなかったら絶対序盤で自転車を降りていたって言い切れるぐらいのコースだったね。
2周目の登りでのペースアップであっけなく力尽き、とてもこのコースで優勝争いを繰り広げるような能力がないのは知っていたけど、それでも「ここのポジションには・・・」ってところにもいられないぐらい、正直あまり調子はよくなかった。
加東ロードのあとからは少し一度リフレッシュさせるのに一日に2時間以下しか乗っていなかったし、展示会のお仕事等で立ち仕事していたから、脚にあまり弾力もなく、ただペダルを踏みおろすのが精一杯だった。
でもなんとかゴールまでは走りきりたかったし、2周目の下り、そして3周目の登りと下りは自分のリミッター解除、自分でも怖いぐらいのスピードでかっ飛んでいって橋川や向川のグループに合流。
先行グループにマトリックスがいなかったし、しばらくは仕事をするつもりでグループの前で追走。ラスト周回に突入し、とりあえず普通に走ればゴールへ辿り付けるってわかったところで、もういいかな、って。
ラストの山岳賞への登りでは脚が攣りそうだったし、出し尽くした。
ラストは応援旗を見て、路面の応援のペイントを見て、しっかり応援受けて・・・
まだ来週ジャパンカップはあるけれど、実業団最終レースということでひとつの区切りと言うのを実感。国内チーム、実業団チームの一員として活動している以上、実業団のレースと言うのは重要なレース。
そりゃ今までもっともっと高いステージで走っていたから比べれば違うのは仕方ないけれど、現時点の俺にはフランドルもパリ〜ブリュッセルも、全日本実業団も加東ロードも、全部同じぐらい気合いを入れて挑んだし、何も変わりゃしない。

自分で今年いっぱいでゼッケンつけて勝負して・・・今まで当たり前の生活の出来事として走るのはおしまいと線を引いた。
だから後悔したくないし、その重み、そしてそのすべてを最後の日まで楽しみたいから、途中で諦めることはしたくない、できることならね。
今日の輪島ロード、それこそ上位の選手をこれっぽっちも見なかったから、レースをした感覚はないけれど、少なくとも自分の気持ちとはまじバトルな一日だった。

来週のジャパンカップ、それこそ全身全霊、今までのすべての思い、すべての人たちの気持ちと一緒に戦いたい。
さぁ、今日は帰宅後にちょっとだけ脚じゃ厳しいレースだから、少しだけパーツに頼るべく作業しよっと。
そして火曜日は気合充填の琵琶湖行って来ますか!!

追記:
11月8日(土)に東京サイクルモードの会場にて、Jツアー選手によるクリテリウムを開催予定、出場予定です。

たぶん今日輪島ロードをブログにアップするであろう人たち、ほとんどがきれいな夕陽になるんじゃない?
ってわかっていながら俺も夕陽です。