マレーシア最終日終了

今日最終ステージを終えました。
昨日はアップできなくて、楽しみにされていた方スミマセン。
アップしても「ゲンティン撃沈」ってシャレなタイトル程度の内容だったのでアップしなかったわけじゃなく・・・疲れてました。さすがゲンティン!ランカウィではここからまだ激坂登るのに・・・恐るべし!
今回のツアー、いろいろありすぎて初日の記憶がすでにセピア色に変わりつつある。それぐらい時間の流れがゆっくり、ゆっくり・・・長く感じられたツアーだったなぁ〜〜と遠い目・・・
最終ステージはクアラルンプールでのクリテリウム
昨日向川が力尽きて集団から離れてゴールには辿り着いたけれどオーバータイム。そのため今日は辻弟、松村の3人体制。
スタート前から雷雨状態でレースをやるのか微妙な天気。そして審判から今日のレースは総合には反映せず(=昨日のレース後の成績で総合は決定。今日はレース結果を昨日までの成績に加味しない)
その気分がすっきりしない状態が今日の攻めどころを掴みきれなかった原因かも。
1周ニュートラルで回った後にコースが危険と判断し一時レース中断。
審判団と交渉していた選手が走りたくないものだからなんとか中止にしようとしているのを察知し、ジャイアントのグリフィンや元フランダースで走っていたクッペンスら他の有力選手とともに審判団と掛け合いレースを続行、その代わり危険回避のため半分以上をパレード走行で、というところに話の落としどころを持っていったのに、スタートしたらインドネシアやマレーシアの選手が強引にアタック開始。特にマレーシアの選手には俺が伝達したので俺が悪者扱いだよ・・・最低。
集団前方でアタックする選手を前の連中がまとめきれず、気が付いたら集団は一列棒状でアタックの繰り返し。俺は既に第2グループでメイン集団から10秒ほど遅れている・・・
何とか追いつき集団のスピードがようやく落ち着いたところで4人が抜け出した。
そしてそれはそのまま逃げ切り、昨日のゲンティンで落車の餌食になった畑中君(シマノ)が優勝。
その彼の攻めたタイミングこそが先出のすっきりしないタイミング。
後半もうすぐ追いつける!というところで飯島やマッキャン、そして俺が攻撃してもうすぐ!ってところで捕まり、あまりにもスピードが上がりすぎて吸収後はサイクリング・・・
ラスト1周ではなんとか上位を、そこまで献身的に働いてくれた辻らのためにも単品ながら「セットメニュー」たちと戦ったけれど集団の4番、8位という結果、中途半端だね。

ゴール直前、イランの選手と引っかかってゴール後にいろいろとあった。
お互いというかみんなゴールでは熱いし・・・そんなこと過去に何度も体験しているから・・・
もちろん俺は紳士的に対応したよ、紳士、ジェントルマン(しつこい?)
チームのウェアーを着用すること、それは多くの企業が応援してくれていることで、そのイメージを背負って走らせてもらい俺たちがイメージキャラクターになるから。そんな俺たちがカッとなって罵声を浴びせたり手を出したら「マトリックス=暴れん坊」だと思われてしまうからね。そして次からレースに呼んでもらえないし集団の中でも居場所がなくなるから。それがたとえ売られた喧嘩に対してでも・・・

チームメートが落車したり俺も腹痛で苦しんだり・・・ホントいろいろあったマレーシアだけど、自分自身は一応は無事にマレーシアを後にすることができます(できるはず)
欲深くひとつは勝ちたかったけれど・・・応援していただいていた皆さんスミマセン&応援ありがとうございました。
週末は関西クロス桂川に出場します。
この1ヶ月で明らかに「影」みたいになってしまっていますが、踏まないでください。