マレーシア3日め

今日の第3ステージ、 昨日のミーティングからチーム全体で攻めるということで考えていたんだけど、最初に逃げのきっかけを俺のアタックで作ったけれど抜け出してからはアタックを仕掛けたやつまで先頭交代拒否。そのまま数キロで吸収されてカウンターでは向川と涌本が。そしてポイント賞前で再び集団はひとつになってポイント後に6人の逃げが決まった。そこには辻兄、松村、土井(スキルシマノ)、飯島(日本ナショナルチーム)らが乗り、日本という立場で考えれば最高の展開。
マルコポーロも差をなかなか詰めることができず、「いけたか??」と思ったんだけど、マレーシアのスプリンターを擁するLe Tuaが追走に加わったとたん、一気に差が詰まり始めた。
残り20キロまでは3分以上あったんだけど・・・結局残り10キロほどで吸収、さらに逃げ続けた飯島ら2人の先頭グループも残り3キロ弱ぐらいで吸収されたんじゃなかったかな。

ラスト5キロあたりからチームとしてもいい感じで位置取りができていたんだけど、ラスト1キロのところで集団が詰まったところで逃げ場を失った。
向川が強引に集団右からこじ開けて脱出、コースプロフィールには記載されていなかったロータリーを右鋭角で曲がってラスト500メートル強だったんだけど、そこでインから突っ込むとき向川が少し躊躇してブレーキング。ここで位置を少し下げてしまったのと、ストップアンドゴー状態で脚を使ってしまった。
ラスト400メートルを切って徐々にトップギヤで加速させているとき、前の左前にいた向川がほかの選手と接触、そのままバランスを失って転倒。右前の選手もそのまま転倒して俺も逃げ場を失い・・・でも転倒しなかった。
なんか後輪に触れてバランスを大きく崩したのまでは覚えている。立ち乗り状態でバランスを取り直し、落車現場を脱出。
結局今日も勝負に絡めず着外。多分15位ぐらいか・・・
チームのメンバーも細かいところはまだまだうまくいけてないところはあるものの、それでも持っているパフォーマンスを最大限引き出して俺のために最後はがんばってくれているし、俺としてもそのような状態で理由でどうであろうと着外だとすごくストレスが溜まる。
今はとにかくどうであれ、このストレスから開放されたい。

レース後のホテル、今までで一番ヤバイかも・・・
エレベーターを降りたとたん、カビ臭で嗚咽がとまらなかった。
外側も内側も十分綺麗ではあるけれど、とにかくカビ臭が気になって・・・
次回からの遠征、どうやらファブリーズも必需品かも・・・
部屋干ししている洗濯、なんか明日の朝にはほかの色になっているんじゃないかと・・・
ちなみに今の俺のカラー例えるとはブルーですが、一日限定であってほしいです・・・

追伸ですが、向川は擦過傷はあるものの大事には至らず。そのままバイクにまたがってゴールしていました。