北海道mail その2でいきなり終了

涼しかった北海道から、まだまだ残暑厳しい関西へ。
北海道からはインターネットに接続できなかったり、そして体調的なものなのかパソコンを見るのも辛く、何も出来ずじまいだった。

北海道では肉体的なものか精神的なものなのか不明だけど、ただ言えるのは思うようなパフォーマンスが発揮できず、成績を残すことなく終えてしまった。
8月から北海道以降のレースに照準を合わせて体も絞ってきたけど、思った以上に絞ることで消耗したのか、とにかく北海道では初日から力が全然入らなかった。
なんだか軽いオーバートレーニングのような症状で、太ももが少し筋膜炎気味で痛く、レース中も精神的にゆとりを失うと吐き気が止まらず、登りでは常に最後尾付近で登ることの繰り返しだった。
後半は精神的にゆとりがでたのか、かなりコンディションも良くなってきたけど、それでもまだ自分じゃないみたいだ。

今日午前中は少し打ち合わせをし、夕方に軽くサイクリング。
この1週間ほどは体から生命力を感じない、なんかまるで出涸らし茶葉のよう。
こんなときには空を見て、いろいろなことを考えながら走るのが好きだ。
何気なく見る空、まだまだ生命力も夢も溢れていた頃の自分と何も変わっていない。ただ見ている俺が変わってきている。
変わっていないと思っていても、変わらないものを見てみるとその距離や感じ方が違うことに気づく。
どんなに雲の形が変わろうと、夕陽の色が変わろうと、その放つ生命力は変わっちゃいない。受けての俺が受け止められていない・・・
でも今日練習しながらきれいな空を眺めていると、少しリチャージされたかな。
シーズンもあと2ヶ月。あとは夕陽のように激しく照らして終えたいと思う。