四半世紀

先日のベルギーのシクロクロス世界選手権終了後、トレーニングウェアを捨ててきた。
シクロクロスはスタート直前までアップするため、泥などでウェアがドロドロにならないようによく着用してきた馴染みのウェアだった。ちなみにこのウェア、高校1年以来の使用、俺の競技人生とほぼ同じ年数を頑張ってきた。
俺は基本的にものもちがいい。
持ち物で10年ものは普通である。
こういう競技をしていると普通の生活をしている人よりも歳をあまりとらないし、おまけに持ち物も変わらないと、一人浦島太郎だ。というか一人サルの惑星か…
だいたい小学校卒業してから四半世紀。世間一般で四半世紀って言うと、すごく人事っぽい響きって言うか、白ひげの老人の口から放たれそうな単語。
25年前のことを懐かしく思いつつも、世間一般で語られるよりも時間のスパンが短いように感じるのも事実だ。

今日の練習は、そんな高校の頃から慣れしたんでいるコース。
宇治田原から裏白峠を越えて信楽(現甲賀市)、R422で伊賀上野(現伊賀市)へと抜けて木津へ抜けるR163コース。
今は伊賀上野から木津までは結構大型車の抜け道になっているため、複数で走るのは怖いけど単独、午前中に走るのは比較的安全だ。でもなるべくいいペースで走らないと怖いのは確かだけど。

後半は暖かかったこともあり、いい感じで走れたかな。
ちょっと世界選手権のあとは時差ぼけや雑務で忙しく、いまいちな体調だったけど、今日はハートレートモニターからは既にレースよこせ!病が発病しているのがわかる。これも四半世紀前の俺と一緒じゃねぇか!