マレーシアより帰国

in Malaysia

マレーシアで行われたアジア選手権から帰宅しました。
多くの激励書き込みなどありがとうございました。あとオンラインショップのほうでもご迷惑をおかけいたしました。
インドネシアから含めるとおよそ4週間ほど外出。途中3日間ほどだけ帰宅したけど、あまり帰宅したってイメージがなかったね。
マレーシアはクアラルンプールに滞在。ツインタワーまで2キロぐらいかな。町中すぎてなかなか練習するには大変だったけど、クアラルンプールなんかに滞在することはそうそうないから良い思い出だ。
チームロードは即席で出走したけど、みんなベテラン勢で銅メダルに繋がった。そのあたりはみんな各自でマネージメントする能力が高いから、結局大崩れすることなくゴール。90キロで1時間56分弱。強風、そして緩いアップダウン、そして前出のようにブッツケ本番だからけっして悪いタイムじゃない。100キロで2時間10分を切るぐらい。練習して脚合わせすれば同じメンバーであと5分は縮まるだろうね。
俺はスピードが落ちないように走り、後半は飯島と共に徐々にペースを上げる側に回ったつもりだけど、ラスト7キロぐらいで熱中症で失速。多分廣瀬も同じ症状で、これがなければ銀(イラン)も可能性はあった。ちなみに金は韓国で、こちらはかなりこの大会に向けて準備していたようなので、正直今大会で撃沈するにはあまりにも準備ができなかったと言わざるを得ないだろう。

ロードはこの日の熱中症が原因か、せっかく3分ほどの差を詰めて一つ目のメイングループに追いついたのに、全身が攣って大ブレーキ。そのまま最後尾グループでのゴールになってしまった。
ミズロフや朴を完全にマークしていたけど、揺さぶら続けて俺もずっとレッドゾーンでの走りだった。
福島&飯島のコンビで最後は優勝か?と言う展開だったらしいけど、終日完全近コントロールしたイランが優勝だった。

今回俺にとって始めてきちんとした形でのナショナルチーム入り(コロンビアでの世界選手権が最初)いろいろ考えなきゃいけないこともあったけど、この歳になっても多くの経験を積むことができたと思う。これも三浦監督になったことで俺にとっては追い風になったことは間違いない。本当に感謝しているし、まだまだ恩返ししきれていないなぁって思う。
まだ今後の選抜はわからないけど、アジア大会に選ばれていない以上、今年は厳しいかな。俺自身も思いのほか消耗したし。まずは充電だ。
でもこの経験が来期から「もっともっと頑張ろう!07年も三浦ジャパンでどんどん日の丸を背負って走りたい!」と言う気持ちになれたのは確かだし、俺も「引退」という言葉が見え隠れする年、それがいつなのかはまだ発表するつもりはないけど、一応自分の中では決めている。その日までカウントダウンし完全に出し切っていきたいし、チームメートはじめ他チームの選手にも良いお手本でありたいと思う。だから2007年もまだまだ「世界」と言うものを見つつ、ノーリミットで戦いたいと思います!

しかし三浦監督、日本滞在5時間でそのままヨーロッパへ出発。
インドネシアから洗濯されていないジャパンジャージ、マレーシアではとうとう洗濯に失敗したか半乾きのままダンボールに詰め込まれてオーストリアへ。
三浦監督よりもジャージの香ばしさが気になっているであります・・・