重大発表

masahikomifune22006-08-21

昨日のレース後の書き込み、みなさんどうもありがとうございます。
昨日はチームメンバー全員すごくいい動きをしていたし、俺が優勝はしたけど、それはチームがみんなで勝ち取ろうという気持ちがあったから。俺だって強いと言う気持ちをもって挑んでいるけど、それと同等にチームのファイトも素晴らしかった。
2位になったホジェリオ選手のスプリントもすごくいい加速で、最初の5秒ぐらいはまったく後ろに回りこめなかった。それまで逃げて脚が空っぽだったけど、それを差し引いてもいいスピードだった。だから彼が後ろを見たときに「勝てる!」と思ったんだろうね。
でも俺もラストの20メートルほどは「神風」が吹いていた。最後は運が良かった部分もあったけど、勝つときと言うのはこういうこともあるもんだ。
彼は多分15Tぐらいのギヤでスプリント。でも俺は最初から11Tだった。上っていようが向かい風だろうが関係ない。一番スピードが出るのが11Tだからね。

そう、ここで重大発表!
25日より日本代表としてツール・ド・インドネシア(8月27日〜9月4日9ステージ)に出場することが決まりました。
そしてそのあとマレーシアで行われるアジア選手権にも日本代表に選ばれました。
今まで自分を信じて、いつかは日の丸を着ることをベルギーから戻ってからの目標にしていたけど4年かかってようやく念願叶った。
欧州活動時代の1300レース出場した経験や、海外ビッグレースでの入賞やUCIレースでの優勝など、なぜ評価してもらえないのか悩んだこともあったけど、それはサッカーでも同じで、理由はどうであれそのチームにとって必ずしも必要とされないこともある。
俺はサッカーならば是非カズを!と思うけど、いい選手と代表は違うこともあるようだ。俺はポジティブにそう思ってきた。
今回三浦さんが引退し監督になられ、それまで以上に現場に近い選手の目で見ている人がジャパンを作り上げていく段階で俺にもチャンスが回ってきた。
今まで諦めずにレースに挑んできた姿勢が評価してもらえたようだ。
ジャパンのロードチーム始まって以来、多分最高齢での代表入り。でも年齢じゃない。そういい切れるような熱い走りをしてまだまだこれから第二章が始まるんだぜ!と俺は言いたい。
そのためにも今回の選抜は必ず選んでくれた三浦監督や連盟関係者、そして全日本実業団や北海道を抜けて日の丸を背負って戦ってくることを承諾してくれたミヤタスバル栗村監督や元木GM、そして会社やスポンサー関係者のみなさん、そしてもちろんいつも応援してくれる多くの方々の期待に応えられるような走りをしたいと思っています。
もう燃えたぎっているからか、今日は全然暑く感じない。