ベルギーより帰国しました

masahikomifune22014-04-08

JTBさん主催、「〜Ronde van Pave〜三船雅彦さんと行く 第98回ツール・デ・フランドル観戦ツアー」無事に終えて帰国しました。
結局ベルギーのどこに行っても「里帰り」に感じられる不思議な感覚(笑)
嫌な思い出、辛い思い出もベルギーにはたくさんあったはずだけれど、さすがに10年も経過するとすべて浄化されてしまったかな。
なんといってもベルギーから帰国するのに、今までで一番お土産を買って帰ってきました。


フランドル前日に行われる「フランドルシクロ」(レースと同じコースのツーリング)を走り、何度も何度も走ってきたアウデクワーレモントやコッペンベルグ、パーテルベルグなどを多くの声援を受けて走り、そして日曜日のプロのレースはアウデクワーレモントで観戦。
スタート地点では完全に同窓会だったなぁ〜
なんと言っても本当にたくさんの元同僚や仲間、そしてライバルたちが覚えてきてくれて声をかけてくれた。
エリック・ザベルがわざわざ車の窓を開けて握手してきてくれたときはちょっとびっくりだった(笑)
短かったけれどすごく楽しい時間でした。


プロのレースを見るのに登っている柵、12年前まではこの柵の向こう人だったんだよな・・・って。
あまりそのことにも実感があまり湧かなくて、でも柵の外にいる自分も妙に落ち着かない。
フランドルシクロを走っているときもレース観戦の時も、見ている景色がフィルターとなって、現役当時自分が見ていた景色を再び感じて見ている景色は結局当時の景色、すべてモノトーンの世界だった。


集団がやってきたときの低空飛行をするヘリコプターの音、石畳を走る自転車から発する音、苦しみにゆがむ顔から漏れる声、けたたましい音とともに過ぎ去り、何事もなかったかのような静けさを呼び戻すチームカーの通過音・・・
すべてがあの時のまま。

自分はここで走っていた、自分はここにいたんだ、と。


今回人生初の添乗員さんのいる海外旅行。今まですべての荷物すべてのトラブルを自分で対処していたから、なんだか新鮮ですごく楽をさせてもらった。
今回のツアーの主役で参加者の方に喜んでもらうことが目標だったのに、終わってみればたぶん一番楽しんでいたのは自分だったんじゃないかな(笑)
ひとまず無事に帰国。

今回参加してくださった皆さん、本当に楽しいひと時をありがとう。
そして今回のツアーのために多くのセッティングをしてくださり、多くのサプライズ企画を準備してくれた株式会社ジェイピースポーツグループさん、レンタルバイクはほとんどがカンパニョーロ・レコードEPS!!
そして最高に楽しいツアーを企画してくださり、無事成功できたのはJTBの小川さんのおかげ。
本当に皆さんありがとうございました。

今回のベルギーツアーの簡単なレポートはあまりにも充実しすぎてしまっているので、少しずつアップしてきます(笑)