2018.09.22 BRM922静岡200

masahikomifune22018-09-23


今年ラストのブルベはオダックス静岡さん主催の「BRM922伊豆いち200」
あくまでも200?だけど、ルートラボ上では獲得標高が3,000m後半のアップダウンコース(実際は3,000mほどだった)
100?に対して1,000mアップならば、登ってはいるけど“常識的範囲内の普通なコース”と言う自分の認識。もしそれが1,500mを越えるのなら、意図的に登らせているな、と考えている。要するに登りを押し付けているんだな、と(笑)

伊豆半島は過去に何回か走ったことはあるが、平坦がかなり少ないアップダウンなイメージ。
海岸沿いは素晴らしいワインディングなコーナーリングだが、常にアップダウンを繰り返している。車だとドライブが楽しいのだろうが、自転車だと疲れてくるとコーナー以前に登りでフラフラしそうだ。
そして伊豆半島でいつも気になるのは、首都圏からのちょうどよい観光地、別荘地なのだろう。関西に例えると白浜や有馬だろうか。
国道135号や136号はいつも車が多い。それも「わ」ナンバーの、明らかに普段運転が慣れていない人たちが・・・まぁブルべをされている方たちも、週末しか乗らない人もいてお世辞にもバイクコントロールが上手とは言えず、渋滞の原因を作っていたり、リアクションが危ないなぁと言う人もいるのだが・・・


今回は6時半・7時・7時半のウェーブスタートで7時半にスタート。
最大の理由は・・・三島駅前のホテルだと朝6時から朝食が食べられるので、大急ぎで食べればスタートに間に合う、という理由からだ。
基本的には、可能な限りブルべのスタート前にはあたたかいごはんとあたたかい味噌汁が欲しいと思っている。


天気予報的には午前中は雨かも。そして昼からは回復して晴れる。
気温は朝から高めで、昼を過ぎると日差しの影響もあって「暑い」はず。
個人的にはスタート時に雨はやんでいたし降ることはないかな、降っても石廊崎手前でさっと降っておしまい、という予想。
予想とは、当たることも外れることもある。
今回は、スタートして1時間ほどで雨が降り出し、どんどんと真っ黒な雨雲に覆われて、石廊崎手前まで前は見えない、道は川状態、路肩は池、そんな状態に。
ただ救いだったのは、気温はまったく下がらなかった。むしろ個人的にはちょうどいい恵みの雨にすら感じられた。

ウェアはラファのブルべジャージを使用せず、少し軽量なプロチームのトレーニングジャージにブルべカーゴビブ。このビブなら少々の雨ならお尻や太ももは濡れない。

アップダウンは多いものの、信号は少なくて、うまくリズムを掴めればアベレージはそれほど落ちない。コツは登り返しの時の登り初めのシフトタイミングだ。如何にスピードをつないでいくのか。けっして「踏む」のではない。つなぐのだ。これだけで登り約100mは確実に踏まずに登れる。伊豆のようにアップダウンが多いと、この踏まずにつなぐだけで体力温存、そしてアベレージスピードは確実に変わる。


石廊崎までの雨は警報が発令されていたようだ。そりゃそうだろう。あちこち滝のようになり、路肩の水たまりは、あまりの深さに驚くほどだった。

石廊崎は有人チェックだったので下田に行く途中のコンビニで飲み物とパンを補給。そしてついでにチェーンオイルを注油。
比較的早い時間に下田を通過したので、交通量は許容範囲。そして国道から冷川方面への登りは、ある意味伊豆らしいパンチのある峠。そこまでにも疲労しているのでところどころ時速10キロが出ない。
峠のピーク、冷川からは県道112号のダウンヒル。正直大好きで得意な感じの峠だが、交通量多すぎなうえに、車の隊列の先頭は「わ」ナンバーでフラフラと対向車にもガードレールにもあたりそう。おまけにくだりで時速25キロだし(笑)


そして冷川トンネルからは一時コース離脱。奥野ダムでダムカードゲットしUターン。

一旦交通量は多めになるもののサイクルスポーツセンター方面に右折してからは走りやすい。この辺りに来るとエネルギーもやや枯渇気味。
最後のチェックポイントではスイーツとコーラで最後のエネルギー補給。
下り基調でゴールへ向かうが、狩野川に出ると平坦。ここでゴールまでしっかりと踏み切って8時間36分でゴール。
ダムカードを取りにいかなければ8時間ちょうどぐらいだったか。



これで今年のブルべはひとまず終了。
来月には四国のSR600を走る予定ではあるけど、レギュラーブルべは終了、また来年だ。


今年はブルべにはフレッシュを含めて15回出走し15回完走。
600?が2回に1000?が1回のみで、比較的短めのブルべが多かった。
来年はいよいよPBPの年。
3年前の結果を越えられるような、いつもチャレンジしてさらに上を目指していきたい。

今年の冬は久しぶりにシクロクロスを頑張ろうと思う。
ここでの高強度のライドが、きっとブルべでも何か役に立つだろう。


スタート前に声をかけてくださった方、そしていつも楽しませてくれるオダックス静岡のスタッフの皆さん、ありがとうございました。

今年最後のブリーフィング
静岡は比較的シンプルで、ブリーフィング聞いていても聞きやすい。
仲にはスイッチ入ってきてなかなか終わらないのとか、全然声聞こえないとか・・・(笑)


どんよりとした空の中
午前中は降水確率60%だったけど、スタート時に雨は降っていなかったから、まぁ大丈夫だろうと
予想とは、外れるためにある(笑)



小さな漁村をいくつも通過する



海岸線を抜けて内陸部へ
ここは自然も素晴らしく、こういう雨上がりの時が一番好きだ



今回のバイクは、いつも使用するムーラン69を使用せず、ロードイベント用に使用しているサンレモ76を使用
距離も200?と短いので、ブルべセッティングでなくても大丈夫だろう、と。


POLARを2台持ち
V650はマップデータ表示できるので、ルート確認。
M460は「導き」を採用しGPSデータの精度が高いので、こちらはSTRAVAにデータをアップする用に。
アップダウン区間ではケイデンスハートレートを確認しながらの走行でした。