2018.07.01 第15回 山岳グランフォンドin吉野

masahikomifune22018-07-02



今年も山岳グランフォンドin吉野にゲストライダーで呼んでいただいたのですが、早いもので今年で12回目の出場でした。
現役時代、練習中に後ろから原付バイクが迫ってきて並走され声をかけられる。
わ!ムッチャ面倒くさそう!
と思ったら、それが大会実行委員長の嶋村さん。ちょうどチーム運営していた時のメンバーに大会招待を打診したがどうでしょう?と。
チームメンバーからは聞いていなかったけれど、その場で即決。それが2007年なので12年連続・・・いや、一度だけ台風で中止になったので12年連続で招待ながら出走11回で完走11回が正確な数字。


今年はコースの一部が変更され、前半にアップダウンが集中。野迫川のエイドからさらに山を登っていき、深い谷間へと下って再び登る。

そしてうだる暑さの中、午後になって比較的低い場所を走る。この辺りがポイントだと判断。前日にゲストで呼んでもらったクラブのメンバーと食事をしながらそのあたりをアドバイス
そして今回はエディメルクス・ムーラン69ディスクブレーキを使用。キャリパー仕様とはちがったフィーリング。走りには影響するのか。
いろんな意味で今回の大会は新鮮に感じました。


今年もゲストライダーとしてスーパーロングの最後尾からスタート。
登りではなるべく多くの人に声をかけて時には押しながら?走行。

野迫川のエイドからの登りは、なかなかハードでしたが涼しい時間だったのと涼しい場所だったことで助かりました。
ひたすらインナー×ロー
そして下りは谷間の奥底までひたすらダウンヒル。本当にこの深い山から脱出できるのか?って(笑)


久々登場の五番関は逆から。登りはそれほど大したことはなかったけれど下りはグラベル区間や穴の空いたアスファルトなど、自分の能力や経験の引き出しを全部使わないと走れないような難しい下りでした。
スピードを上げすぎないように、しかし殺し過ぎると不意にやってくる穴をジャンプしたり避けられない。登りでは少し重かった30cのグラベル用タイヤも、このダウンヒルでは快適で安全を保障してくれました。


暑い時にはとにかく首筋やヘルメットの隙間から頭部に水をかける。オーバーヒートしないように。
そしてスタートしてからちょうど8時間ほどでゴール。210kmと10km伸びたことと、スタートからほぼ単独だったことを考えるといい感じでした。
そのあとゴールしてくる人たちを見ていると、かなり暑さで苦しんだようですね。
吉野は何度来ても同じコンディションはないし、自然の力で道も朽ちていくし天気予報もあてにならない(今回も山沿いは少しだけ降っていたし)
今年も無事に終わりました。今からまた来年のグランフォンド吉野が楽しみです。


参加された皆さん、お話ししたり一緒に写真撮ったり一緒に走ったり、楽しかったです。どうもありがとう。
また来年もお会いしましょう。



前日にはトークショー開催
グランフォンド吉野をこう走る
そんな感じで。突然な告知でしたが、意外と?たくさんの人が集まってビックリでした。




前日は会場まで自走
最後に吉野山の奥千本入口まで走ってきました。
神々しく感じる吉野の山、何回訪れても飽きないなぁ



時々山深いところを走っていると、下界へと降りたときに「本当にこの世だろうな」って思うことも。