2018.04.30 山岳グランフォンドin吉野 試走会1回目


今年も山岳グランフォンドin吉野(以下GF吉野)が7月1日に開催されますが、恒例となった試走会の1回目がこの4月28日に開催されました。
この試走会に参加すれば初参加でもロングコースに参加可能、過去にショーコースで参加された方はスーパーロングにも参加可能です。やはり吉野の山々の魅力(と言うか修行??w)はロング以降。試走会に参加される方々は、そういったアップグレードを目標とされているように感じられました。


今年からコースが変更され、五番関の登りが復帰します。と言うことで試走会は五番関を含むルートに設定されました。

ただ難所と言われた北ルートではなく南からの登坂なので登り自体はそれほどきつくありません。下りきった洞川でのトラブルが過去にあったので逆走なのかな。しかし下りが難所に(笑)今回はそのあたりを「攻略」してみようと思いました。



今回の五番関の下りの難しいポイントは

  • 曲がると突然道路がひび割れている。荒れている
  • 舗装がされていない。グラベル区間
  • ガードレールはない

おおよそ「下界」に存在するような峠とはわけが違う(笑)
そこにそんなものがあるなんて・・・って感覚で走っているとパンクや機材損傷となる可能性大。
大事なのは
「“そこにそんなもの”」ってことが普通。
コーナーを抜けたらグラベル、コーナーを抜けたら路面が割れている、コーナーを抜けたら鹿の親子・・・コーナーを抜けたらクマが仁王立ち・・・
今までたいがいなところを走ってきた結果、そんなことを経験。常にベストなコンディションを想定するのではなく、「ワース」な状態は最低でも起こり得ると思って走ることでしょうか。でも「ワースト」までは必要ないかも。ワーストだけを考えて走り続けるのは、多分ライド自体が楽しくもなんともなくなってくると思います(笑)
しかしその「最悪」をある程度想定しての機材やセッティングそして気持ちの準備はして欲しいと思います。
パンクは準備して絶対しないとは言いませんが、「しにくくなる」ことはありません。



試走会を終えて自走で帰宅。
夕暮れを走るのは楽しいですね。


4月だというのに日差しが夏!
Raphaエアロウェアをチョイス



スタート前のブリーフィング
とても試走会と思えない、スパルタンな内容(笑)
と言うか、基本は「自己責任」
ちゃんと各自がきをつけてくださいね、ということ。



吉野の神々しい山を走る



五番関への登りで土砂崩れ区間



五番関頂上


下りはあちこちで落石であったり。そしてこのあとグラベル区間登場。



平均して道は悪い
が、慣れてくるとこれがスタンダード



自走で帰宅
今回はサポートしていただいているイワタニプリムスさんからドイターのリュック、新たにモデルチェンジしたレースをテストライドを兼ねて。
走ることで見えることはいっぱいある。