2013 第10回山岳グランフォンドin吉野

masahikomifune22013-10-07

第10回を迎えた山岳グランフォンドin吉野に、今年もゲストライダーとして参加させていただきました。
確か2007年から参加させていただき、2年前の災害での中止以外は連続して参加しています。
大会を運営されている奈良県サイクリング協会のみなさんは本当にすごいですね。
ボランティアでこの大会を支えられていて、手際の良さも他の大手が運営しているサイクリングイベントに何も引けを取っていない。
エイドステーションでもついつい長居をしてしまいそうなぐらいにおもてなし。


そして吉野の山々を駆け抜けるハードな山岳コース。
標高は1000m「ほど」の日本アルプスなどに比べたら高さはないので登り距離も最大で約10kmなんだけど、勾配が12%以上でしばらく続くような峠もあるし、何よりも下りでまったく休めない。常に集中して下りも下らないければいけない。


50kmまでは比較的スムーズに進めるのに、100kmがなかなか来ないし残り70kmあたりになってくると出涸らしのお茶みたいに体には余力がなくなる・・・
全国各地のサイクリングイベントに呼んでいただき、かなりタフなイベントもあるけれど、やはりこの吉野が別格だと思います。
ここで完走された方々は間違いなくどこのイベントに行っても完走できるし楽しめると思います。
吉野のイベントほどセルフマネージメント能力を試されるものも少ないんじゃないでしょうか。


参加されたみなさんと一緒に走ったり声をかけながら走ったり。
エイドステーションではたくさんの人と喋ったり一緒に写真を撮ったり。
野迫川へ向かう峠では知り合いにあっという間に置いていかれ(-_-;)
間違いなく世界選手権のバルベルデより強い!!
そしたら「チームの伊藤さんにレースでラップされますよ」
って伊藤は絶対バルベルデより弱いから・・・(-_-;)
そんな本当に楽しみながら8時間15分でフィニッシュ。
ちなみに2007年は7時間13分、2008年は7時間15分でフィニッシュしていました(*_*)
今はこのペースが目一杯かな(笑)

参加されたみなさんお疲れ様でした。
また来年も会えるのを楽しみにしています!!



前日スタッフのみなさん総出で会場の設営やエイドステーションの準備へ
この作業から見たら、もっとこの大会が好きになるね。スタッフのみなさんの熱意が凄いです



エイドステーションへと旅立つ補給食
すごい量!!




チェックシートですべての物品などを管理
大会を主催する奈良サイクリング協会さんの運営システム、これをパッケージで他のサイクリングイベントに販売できそうなぐらいに完成されている



金峯山寺
吉野神々しさは、京都のものと違って重厚な、灰色、黒の似合う男の渋さがある




前日の安全講習会
今回はプロジェクターを忘れた〜〜
だからステージ下でもいいですか??
って、参加者と足先当たるぐらいに近いwww
最後は皆さんからの質問も受け付け・・・柿の葉寿司?何時に起きたらいい??
色々な質問が飛び出して、きっと質問されなかった人も同じようなことを思っていた人、多いんじゃないかな



当日朝
朝が早い!
朝4時起床で5時過ぎに会場へ行くと、既こんな感じ!!



吉野のゆるキャラ「吉野ピンクル」ちゃん
吉野と言えば桜、ピンクルちゃんは桜の妖精、だそうです。
(公式ページからそのまんま抜粋・・・)
かなり小さいので、中に入っているのも小さな可愛い女性!!のような気がします
気が・・・




スタート前にゲストライダー紹介
今回はJPスポーツテストチーム・チームマッサ・アンデックスより服部と森、そしてmasahikomifune/com Cycling Teamよりロングの達人(?)笹井の4人で走りました。
ただ走るだけじゃなく、何かあれば助けたりアドバイスしたり。それができてこその吉野のゲストライダ
ストライダーの敷居もこの大会はレベルが違う



行者還林道を登る服部
まだ120kmほど残しているのに「脚攣りそうです・・・」
な、情けない



今回は真っ暗なトンネルもあるし、狭い道で対応車に少しでも早く気付いてほしいからキャットアイ・VOLT300とVOLT1200で走り、VOLT300はゴールまでつけっぱなし。
トンネルや見通しの悪い場所ではVOLT1200で最大光量で走行。
暗い場所でもスピードが落ちないし安全の度合いが他のライトを圧倒している